いつも心に、花束を…
南城市のガーデンレストラン花さんごの庭園に、
とある植物が実を出していました。
さてさて、いきなりですがクイズです!
この実はいったいなんの実でしょうか??
(答えを見ずに、答えられた方は素晴らしい!)
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……
答えはキバナキョウチクトウ(黄花夾竹桃)の実です。
(キョウチクトウの花は、いろいろ種類があり、特徴として螺旋状に花びらが咲く、面白い花です。)
このクイズはかなり難しかったですね(笑)
知らなくても仕方がない問題でしたね。
しかし、キョウチクトウには“知らなくても仕方がない問題”とはいえないこともあります。
なんとキョウチクトウには実は、
知らないと危険な毒が含まれているそうです!!
花・葉・枝・根・果実すべての部分と、周辺の土壌にも毒性があると言われています。
花言葉も「油断大敵」「危険な愛」「用心」といった、危なっかしい言葉です。
歴史上でも、
キョウチクトウの枝を串にして肉を焼いたアレキサンダー大王の軍隊は、
それにより数多くの兵士が死んだと伝えられているそうです。
綺麗な花だと思って近づくのはいいのですが、
野外活動で調理に用いたり、
家畜がまんがいち食べたりしないようにだとか、
小さな子供が口に入れないように気をつけましょう。
綺麗な花には毒がある。
しかし、多少毒があったほうが注意をひきつけ記憶に残り、この花も魅力が出ているのかもしれません。
ジャーナリズムも、多少毒っ気があるジャーナリズムの方が大衆には好まれる。
デザインの世界も、多少毒っ気があるほうが注目をあびる。
ビジネスの営業も、漫才などのお笑いの世界も、多少毒っ気があるほうが印象に残る。
あなたも今回、キバナキョウチクトウの事が、深く記憶に残ったのではないでしょうか??